今日はNHKの『助けて!きわめびと』が脳科学で買い物力アップという内容だったので見てみました。
買ってから後悔・新製品に弱い・なんで衝動買いするの?というお悩み。
本日のきわめびとは脳研究者『池谷裕二さん』
脳科学で買い物力アップ
あなたをだます”脳のくせ”…脳が先読みして起こす無意識の勘違い
脳科学×買い物力Lessson1『高値の花にはトゲがある』
衝動買いを生む脳のクセって?
100円均一で大量に購入したプラスチックのハサミいくらなら買ってくれるか?
↓脳の”クセ"カード【サイコロを振ってもらう】
サイコロの目の数 ハサミの値段平均
- サイコロなし 249円(切れなさそう・安いっぽい・いらない)
- 500~1000 737円
- 2000~3000 1758円
自分で振ったサイコロの目、例えば3000という数字が出るとその3000というのが頭に印象づいて、それが脳にとげとなってのその印象にはさみの値段までひっぱられて値段が変わるとう。そして評価も変わる、欲しい・高級感・切れそう、印象そのものまでつられて変わるんです。何故かと言うと3000円もする位なんだからそれなりの理由があるはずなんだと脳が勝手にプラスのイメージを考えてしまったという事なんですね。
トゲを利用した販売方法
くつですね。ここには値札がついてまして、50000円。だいたいこう高額な商品というのはお店の店頭であったり、あるいはショーウィンドウなんかに飾られている事が多い、ぱっと目につくわけですね。この後店舗の中に入ってみると、中に置いてある商品は30000円だったりとか40000円だったりとか、これより価格が安いとついこのお店は商品が安いんだと勘違いしがち。するとついつい財布のひもが緩んでしまう。
お得感というトゲ
これはなんかレベルが違うけどよく分かりますね。私は『〇〇%オフ』『半額セール』という言葉に弱いので、昔はセールになっている服を沢山買って、その場では得した気分なんですが結局着なかったという事はよくありました。
お得感というトゲなんですね。
しかしながらこのお得感はよくよく注意しなければなりません。高額品は半額になった所で高額です。
●例えばスーパーで売っている和牛。1パック3000円だったと仮定して、半額セールになっていましたよ。1500円。「うわー安い!」ってなる?私はなりませんが・・・(。・ω・。);
●平常より高い値段が元となって割引になっている場合結局いつもと変わらない値段という場合もあります。
●〇%offの日やポイント〇倍デーマジックに踊らされる。身近な所で言うと、某大手スーパーの5%OFFの日です。今日は5%offでお買い得だと思って、ついつい買いすぎてしまいます。しかし平常98円(税別)で売っている品だと約5円のお得。消費税を入れますと、98-5+5で100円。
同じスーパーで〇曜日85円(税込)均一祭というのもやってます。税込85円。物によっては〇曜日均一祭りの方が断然お得となります。
Q,トゲにひっかからない方法はあるんですか?
A,トゲは必ずあるものなのでこれはもう自分の判断を信じ切らずにもしかしたら引っかかっているかもしれないなこれ罠かもしれないなってまず疑ってみる、自分の判断を。
そういう時には、自分なりにルールを作ってみると良いと思うんですね。例えば1万円以上の商品についてはその場で衝動買いしない。商品の相場を知っておくことも大事。
Oh脳~!あならの知らない販売マジック
《うなずくだけで買ってしまう》インターネットで買い物する時には画面スクロール縦に動きますよね。そうすると目線や首が下に動くんです。これは実は公定の意味になって購買意欲を促進する。
そういえば、通信販売番組だとアシスタントの女性が何人かいて、横で深く頷いていたりすしますね。それにつられて、なんとなく自分頷いてしまう。そういう無意識の行動により、購買意欲を増されているのかもしれませんね。だからあんなに掃除機を買ってしまうんでしょうか?
通信販売番組は見ているとありとあらゆるトゲが隠されていると思います。
しかしながらそのトゲが見抜けるとちょっと冷静に番組を見ることが出来るかもしれません。そもそも番組を見ないのが一番でしょうが(笑)
高い値段から入りドンドン値段を下げて行くとか。
例えばメーカー希望小売価格50,000円の品が今だけ39,800円。
そこから下取りもつけましょう!下取り10,000円で29,800円。
さらにさらに、今ならもう一個ついてきてお値段そのまま、29,800円。
掃除機2台もいらないけど1個誰かにあげよう。ってなるわけです。
これが最初から掃除機一台14900円!
ただし2台買って、なおかつ下取りがあった場合のみにかぎります。
と言われればどうでしょうか?
脳科学×買い物力Lessson2『三択ロールにご用心 並・上・特上』
ローマの旅二つのプランを用意してアンケートを実施
①乗継便15万円→67% ②直行便30万円→33%
↓脳のクセカードを使う プランを3つに
①乗継便15万円→37% ②直行便30万円→57% ③乗継便30万円→6%
《脳は仲間外れを嫌う》似たような物から何かを選ぼうというクセが出てしまう。三択に惑わされないようにするには、三択のまま考えないことが重要。選択肢を二托ずつにわけて順番に比較していけば自分にとってのメリットが整理しやすくなります。
これも分かりますねぇ。プランを3つにすると2択では高いと感じた②番にお得感が生まれ選ばれやすくなる。選択肢が複数ある場合なんとなく中間あたりを選んでしまう事もありますし。
焼肉屋だと並・上・特上となっていたら、並を選ぶとなんとなくケチと思われたらいやだなぁ。かといって特上は流石に手が出ない。そこで上を選んでしまう。なんて無難な選択もありますね。
仲間外れを嫌うという点から見ると
- 友達が買ったからなんとなく自分も買う
- 流行っているらしいからなんとなく買う
- 売上ランキング1位だから買う
- それらをSNSで言って自分意識高い系アピールしたい
なんて事はよくあるのでは?
本当に自分に必要なのか?
自分が求めている物なのか?
買ってちゃんと使う(食べる)のか?
しっかり考えてから買うように気をつけ事るが大切だと思います。
私が最近衝動買いしたくなった時に気を付けている事
- 一旦買わないで家に帰り価格コムにあるのは価格と評価&口コミをチェック
- ネットであればそのページを一旦離れる
- 服であれば似たもの持って無いっけ?と考える
欲しいと思った物でも一旦離れると忘れてしまう事もあります。
本当に欲しい場合忘れませんので、一旦ネット等で他の店の値段をチェックしたりして冷静になるようにしています。
つい先日も某セレクトショップで可愛いTシャツが500円で売ってました。これは買おう。買うべきだ。と思ったんですが、一旦その場を離れ冷静に考えてみると、似たTシャツ持ってました(゚д゚lll)衣替えの時期は要注意ですね。