断離捨(だんしゃり)と言えば「やましたひでこ」さんの本が有名ですね。
昨年、2015年にはミニマリスト(最小限主義者)が流行語大賞にノミネートされ話題となりました。
「持たない暮し」「シンプルに暮らす」という事が一部の層にブームになっているわけですが、中に捨てる事にハマりすぎて、断離捨依存症になっている人がいるんだとか。
11月9日放送の「ホンマでっか!?TV 」の「知らないとヤバイ!同じ穴のホンマでっか!?」コーナーで「断離捨依存症」が取り上げられていました。
島崎和歌子の断離捨依存症がヤバイ!?
断離捨依存症の話題が出た途端、語り出す島崎和歌子さん。心当たりがあるようで、「何でもすてちゃう。良かれと思ってやってたんですけど。依存症なんですか?何もいらないの。」共演者の話では島崎和歌子さん部屋には、電気もソファーも無く、夜は真っ暗な中で生活しているらしい。「天井の電気、全部抜いてます。手元の明かりだけあれば大丈夫。私の中で依存と思ってなかった。」と語りスタジオを騒然とさせた。
なぜ断離捨依存症になるのか?マーケティング評論家の牛窪恵さんの話
断離捨とか「片付けると幸せになれる」という文化が広がっている。逆に言うと「片付けないと私不幸になる」「不幸なのは片付けないせい」だと『不幸を片付けられないせいにして断離捨依存症になる人がいる』
30代主婦のAさんの事例
テーブルもテレビも全てしまわれている家で暮らすAさん。料理好きなのに調味料は4種類しか持っておらず、無い時はご近所に借りに行く。ハサミやのりも借りに行く。出ている事が気持ち悪い。しかし、ブログではミニマリストとして、持たない暮しが気持ちいいと何もない部屋UPしファンを獲得している。しかし、ご近所から不評となっているそうだ。
自分の場合、シンプルライフには憧れるけど、捨てては物が増えるの繰り返しで全然片付かないのが現状で程遠い感じです(ΘwΘ;)何事もほどほどにと言う事ですね。
他にも依存症の症状が紹介されていましたが、〇〇をしたから幸せ。〇〇をしなかったから上手くいかない、不幸だと関係性の無い事を結び付けて幸不幸を考えている人は依存症でヤバイんだなと思いました。
- 物を捨てた私→幸せ
- 物がいっぱいの部屋→不幸
- 物を捨てた→人生が上手く行く
- 物を捨てれない→仕事がうまくいかない、人間関係がうまくいかない、彼氏ができない
はじめは、物を捨ててスッキリした部屋がなんとなく気持ちが良く、 私生活、仕事や他の事でも気分が良いので上手く事が運ぶようになった。というささやかな気持ちの変化がエスカレートしていくんでしょうね。