うつ病の私の姉は重度の統合失調症
うつ病になった私の父も昔うつ病だったのですが、姉は重度の統合失調症です。
姉が心疾患を発症してから20年近くなります。
姉が統合失調症になった理由
姉は子供の頃は明るい性格で愛想も良く、友達も多くいました。
そんな姉が初めて心の病気を発症したのは20代の頃です。
姉は当時、介護の仕事をしていました。
夜勤もあるハードな仕事です。
それに加え、責任のあるポジションを任されるようになりました。
その事がプレッシャーになっていたと思います。
それともう一つ、その頃付き合っていた男性からひどい振られ方をしたようです。それが引き金となり、心を壊してしまいました。
姉は市内の診療内科を転々としていました。
様々な心の病気の名前が診断されていました。
パニック発作を起こして救急車で運ばれた事も何度もあります。
病状がひどい時には入退院を繰り返していました。
最終的に診断されたのが統合失調症でした。昔は精神分裂病と呼ばれていました。
私は、『姉はビリーミリガンと同じなんだ。』と思っていましたが、統合失調症(精神分裂病)と多重人格(解離性同一障害)は別の症状のようです。
統合失調症の症状
統合失調症の特徴的な症状としては、幻覚が見えたり幻聴が聞こえたりするみたいです。
姉はよく独り言をしゃべっています。独り言といっても一人二役の会話形式を一人でしゃべっています。話し相手は幼い感じのしゃべり方をするようです。
こういった症状から多重人格と混同してしまったのですが、この前テレビで見た多重人格の方は、明らかに別人に切り替わっているのでやはり多重人格とは違うみたいです。
(↓こちらの動画にも出演されている多重人格者のharuさんです。)
幻聴の他に、被害妄想があるそうです。
そういえば、最近姉は「コロナウィルスに感染するから私は外出しない。」と言っているし、家族にも「危険だから、外に出かけてはダメだ。」と言ってきます。これも統合失調症の被害妄想症状の一つなのかもしれませんね。
統合失調症の姉の日常生活
姉は統合失調症で、障碍者手帳を取得し就労継続支援B型事業所に通っています。
通っていいると言っても、体調の良い気の向いた時しかいかないので月にせいぜい1~2回しか行ってません。
その他の日はだいたいお昼過ぎまで寝ています。
おそらく夜中に寝れないので、お昼過ぎまで寝てしまうのだと思います。
起きてから自分で朝ご飯を食べて、食べ終わると自分の部屋にこもっています。
部屋にこもって、ぶつぶつ一人二役の独り言を言っているか、友達とずっとメールのやりとりをしているみたいです。
調子が良い時は家族と一緒にリビングでテレビを見たりもします。
欲しいものがあれば買い物にも出かけれます。
自分が好きな事や興味がある事に対しては、積極的に行動出来ます。
統合失調症の姉に藤川診療内科クリニックをおススメしてみた
藤川理論によりうつ病が改善した私は、姉にも藤川診療内科クリニックに行くよう勧めてみました。
結果、断られました・・・・・_| ̄|○
(想定どうりです)
家から病院までは電車で片道1時間30分かかります。
遠いから嫌だと言われました(TωT)
20年近く悩まされた病気が治るかもしれないと聞けば、往復3時間の道のりなんて大したことないと思うのですが、無理みたいです。
とりあえず、藤川先生の著書「薬に頼らずうつを治す方法」を読むよう勧めてみました。これは一応読んでくれたみたいですが、病院に行きたくはならなかったようです・・・_| ̄|○
また他のアプローチも考えてみたいと思います。
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