9月5日(月)NHK「あさイチ」で特集された「ポイント盗難」これは気になるφ(^∇^ ) メモメモ
あなたのポイントは大丈夫?増え続けるポイント被害
ポイント・マイレージ年間発行額は約8500億円!市場拡大と共に新たな犯罪がおこっている。今年2月大手家電量販店ビックカメラのポイント合わせて100万円相当が不正利用された。
http://www.biccamera.com/bc/c/info/report/20160303.jsp?160303
また、2016年7月7日には楽天ポイント950人分900万ポイントが不正利用された事が判明した。
「まさか自分が!」ポイント盗難、被害者語る
仙台に住むTさんもインターネットのポイントを不正利用された一人。子育て中のTさんは子供服等ネットショッピングを頻繁に利用していた。Tさんが異変に気付いたのは今年の4月。いつものように通販サイトにログインしようとした時、「ユーザーID・パスワードに誤りがあるか、登録されていません。」と表示されサイトを利用する事が出来なくなってしまった。パスワードを再発行し、サイトにログインしてポイントを確認すると全て使われていた。使われたポイントは17012ポイント。使用されたのは東京のコンビニになっており、仙台に住むTさんにとって全く身に覚えのない場所。企業に問い合わせた結果、ポイントは不正利用された事が判明。どういう経緯でこういう事になったのか全く分からない状態。今回のケースでは企業側からポイントが返された。
サイバー犯罪に詳しい森井昌克さんの分析
今年7月に大量のポイントを盗まれることが起った。「リスト型攻撃」にあったと考えられる。
リスト型攻撃とは?
不正に入手した会員情報を使った犯罪。会員情報リストを元に手当たり次第、複数の通販会社等のサイトにログインします。会員が同じIDやパスワードを使用していて、ログインに成功出来ればポイントを不正に使用することが出来る。
7月のケースでは反抗グループがこの手法でインターネット通販大手のサーバーに不正アクセス。会員になりすまし、コンビニの買い物にポイントを利用した。
最近頻発しているポイント盗難とは?
最近の傾向としてスマホを利用してポイントを盗まれる事が多い。スマホを使って、全国のコンビニでポイントが使えるサービスが増えて来ている。犯行グループはこの仕組みを悪用し、ポイントを不正使用した疑いがもたれている。
ポイントの達人に聞いた、注意すべきポイント!
ポイントは補償の対象外。Tさんのケースでは盗まれたポイントはかえって来ましたが、必ずしもかえってくるわけではない。
ポイントは自分のモノではなく企業のモノ。ポイントに関する法律は無いので被害にあっても補償されない。使って初めて自分のモノになる。
レートを下げたり、価値を下げたり、ポイントをやめる事も企業側が勝手に決められる。利用規約を読めば補償はされないと書いてある。
ポイント盗難対策方法は?
①こまめに履歴をチェック・・・1~2週間に1回はチェック。異変があれば、ポイント発行企業に連絡をする。徐々に使われるケースもある。コンビニで買うモノは転売されている。
②むやみに会員登録をしない・・・会員登録をしてお得になりましょう。というサイトがあり、そういうサイトは会員登録だけを目的とし、会員情報を売る事が目的の場合もある。運営会社の事まで調べてから登録する。
③こまめに使う・・・使ってしまえば盗難に合う事はなくなる。
※少しのポイントであっても、不正にログインされてしえば、個人情報が流出したり、クレジットカード情報など登録している場合不正に買い物をされる可能性もあるのでとても危険。
感想
楽天のポイント規約を試しに調べてみました。確かに、第14条、第15条に責任を負わないと明記されていますね。それにも関らず今回は報道も大きかった為、企業イメージを考え補償してくれたという事なんですね。
今回被害のあった、楽天ポイントを貯めている方はかなり多いと思います。
自分も楽天ポイントを貯めていますが、ポイント=自分のもの=お金が貯まったと錯覚していましたね。それがある日突然無くなるという事態があるなんて想定してませんでした。
ポイントが貯まったら何を買おうかな?なんて楽しみにしていたのですが、貯めてしまうとこんなリスクがあるなんて・・・・。
今度からは貯め込まずにちょこちょこ使っていくようにしたいですね。