ハンドメイドイベント販売の道!!!⑤ イベント出店のメリット&デメリットについて考えてみた
ハンドメイド イベント 出店
ハンドメイドのイベントへ出店を始めてから約1年が経ちました。そこで、これまでイベント販売してのあれこれをまとめてみます。
ハンドメイド品販売ルート(販路)について
まず、ハンドメイド品を販売するにあたって考えられる販売ルートはどのようなものがあるのか?大きくわけると次の3つです。
①インターネット販売
②実店舗販売
- 委託販売・・・雑貨店や美容院・カフェなどのお店に委託して置いて販売してもらう
- 雑貨店販売・・・雑貨店を経営しながら作品作りも行う
③イベント販売
- ハンドメイドイベントで販売
- フリーマーケットで販売
主に上記のような販売ルート(販路)が考えられると思います。今回はハンドメイドイベントでの販売について掘り下げていきます。
ハンドメイド イベント探し
まず初心者さんの場合、ハンドメイド販売をしたいなぁ。と考えてみても「なかなかイベントが見つからない。」もしくは「申し込みたいけど、いつどこで募集しているのか分からない?」と困ってしまうのではないでしょうか?
一口にハンドメイドイベントと言ってもその規模は大小様々です。大きく分けると次の3つになるかと思います。
大規模イベント
全国各地からハンドメイド作家&クリエーターが集まり大都市でハンドメイドイベントが多く開催されています。各ホームページで出展者募集が行われています。
★クリエーターズマーケット-東海地区最大の「つくるひと」の祭典-
★九州クリエイターズマーケット-“つくりびと”による「ものづくり・パフォーマンスの祭典」
★アートイベント デザインフェスタ | Art Event Design Festa
★OSAKAアート&てづくりバザール VOL.23 | TVO テレビ大阪
ハンドメイドマーケットプレイス(ハンクラサイト)主催のハンドメイドイベント
ハンドメイドマーケットプレイス(ハンクラサイト)が主催するハンドメイドイベントも頻繁に開催されています。中にはサイトを利用していなくても出店出来るモノもありますよ。こちらもホームページにて出展者募集が行われています。
★minne
コラボイベント&特集一覧 | ハンドメイドマーケット minne
★クリーマ
クリーマクラフトパーティ2017|手作り・ハンドメイドの祭典
地方密着型 小規模イベント
各都道府県で行われている小規模のイベント。そういったイベントの場合開催状況が把握しにくいかもしれませんが、イベント情報を集めたサイトもいくつかあるのでしっかりチェックしておきたいですね。ホームページやブログ、フェイスブック等のSNSで出展者募集がされています。
★イベント情報 アーカイブ - tetote-note(テトテノート)
私が出店しているのは地域密着型の小規模イベントになりますねヾ(●´∀`●)
ハンドメイドイベント出店費用はいくら?
イベント出店前に気になるのがその費用。私がこれまで調べた中では、0円から大規模イベントになると1日で数万円かかるものもあります。自分の予算に合ったイベント選びが重要ですね。
ハンドメイド イベント販売のメリット・デメリット
ハンドメイド品をイベントで販売する上で考えられるメリットとデメリットにはどのような事があるのか?1年間の活動を振り返り考えてみた。
メリット
★お客様の声が直接聞ける
お客さんの生の声が聞けるというのは非常に大きいですよね。どういったモノが好まれているのか?価格はどうなのか?直接声を聞く事により次回からの製作活動に役立てる事が出来ます。
★お客さんに品物を直接見てもらえる
ネット販売の場合、写真でしか見てもらえない為、その質感や微妙な色合いが伝わりにくい場合がありますよね。直接手にとって見てもらえるのはイベント販売ならではです。
★他の作家さんの様子が分かる
イベントに参加すれば、他にも数多くの作家さんがおられますので、ディスプレイ方法や販売の様子など色々と勉強になる事が多いですね。他の作家さんと交流出来れば色々な情報を聞ける機会にもつながります。
★イベントを楽しむ事が出来る
ハンドメイドのイベントには、フードブースやバンド演奏があったりと色々と楽しめる事が多いです。販売をしつつ自分自身もイベントを楽しむ事が出来ます。
★ネット販売でありがちなクレームがほとんどない
ネット販売の場合、直接手にとってもらえない事で生じるクレームが多くあるのではないでしょうか?色・柄・サイズがイメージと違っていた。入金や発送での手違い等イベント販売では無いですね。
デメリット
★品物を多く準備しておかなければならない
ネット販売であれば、数個~でも大丈夫でしょうが、イベント販売するとなるとそれなりの品物数を準備してないといけませんよね。
★費用がかかる
イベントが遠方の場合、交通費・宿泊費・運搬費がかかってきますし、ほとんどの場合出店料がかかります。またイスや机をレンタルすればレンタル代金がかかる場合もあります。これは売上が上がらなくても払う費用なので、もし売上が上がらなかった場合マイナス。つまりイベント出店により赤字になる可能性もありますので注意が必要です。
★機材にも費用がかかる
商品だけでなく、場所によっては、机・いす・ディスプレイ用品・テント(タープ)等を持っていかなくてはいけません。
私の場合、家にあるもので代用しつつ、回数を重ねる事に少しずつ買い足している状況です。
★販売用機材の保管
ネット販売であれば不要でイベント販売で必要になってくるのが、販売用機材の保管。屋外型イベントであれば、タープ(テント)・机・椅子・ディスプレイ機材とかなりの量となりそれなりの保管場所が必要となってきます。
★運搬や準備に疲れる
1日で1ブースの用意をして撤収をしなければいけない為結構疲れます。重たいタープや机等を家から車へ、車からイベント会場へ、またその逆を行うのですから結構な労力です。
★盗難に注意
幸い私はそのようなケースに出くわしてはないのですが、ブログ等を読んでいるとイベント販売で盗難にあうケースが発生しているみたいです。品物の他におつりや売上金の管理は特に厳重にしなければいけません。
よく見かけるのが手提げ金庫やプラスチックケースにおつりを入れて置いてるケースです。何処にも固定されておらず誰もが簡単に持ち歩ける状況にあります。出来ればおつりや売上は海外旅行に行く時の様に≪肌身離さず身につける≫くらいの気持ちでいたいですね。まあそれは大げさとして、他の人の手に届きにくい・目につかない場所に置く。その場所から離れないようにするのは当然ですね。時には一人で出店しなければならないケースもありますが、その場合、トイレ等でブースを離れる場合は必ずおつりや売上は持っていくようにしています。イベントの申し込みの注意書きにもだいたい書いてあるはずです。【盗難、万引き等のトラブルについては一切責任を負いかねます。】と。
まとめ
今はイベント販売をメインにやっています。デメリットも多いのですが、直接見て、気にいって購入してもらえるという点は非常に大きいですね。
まずは近場の小さなイベントからチャレンジして自分のスタイルに合ったイベントが見つけれれば良いのかな?と思っています