春の花粉飛散時期がすぐそこに
今年も花粉の時期がすぐそこまでやって来ました。
今年の花粉飛散予測では、中国地方は前年より160%も多い予測になっています。
毎年この時期になると花粉症に悩まされていましたが、年明けに思い切ってレーザー治療に行って来ました。
レーザー治療は花粉の飛散時期の3~4週間前にするのが良いとされています。
アレルギー性鼻炎・花粉症のレーザー治療とは?
レーザー治療は、花粉症やアレルギー性鼻炎の鼻水、鼻づまりの症状に効果があります。レーザーで鼻の粘膜を焼いて、アレルギー反応の原因となる花粉等が着いても炎症を起こしにくい鼻の粘膜に生えかわるようにする手術になります。
レーザー治療 メリット
- 薬を飲む副作用による眠気が無い
- 病院に行く回数が少なくてすむ
レーザー治療 デメリット
- 治療時期が限られている
- レーザー治療により一時的に鼻の症状が悪化する場合がある
- 治療の有効率は80%~90%で効果が無い人もいる
- 効果期間は数か月~5年程度(平均2年)と個人差がある
- 費用が高額
- 花粉症の鼻の症状にしか効果がなく、目や肌のかゆみ等の症状には効果がない
レーザー治療体験談 花粉症のレーザー治療は痛いのか?
レーザー治療1日目
花粉症のレーザー治療をやっている耳鼻咽喉科アレルギー科の病院を調べて行きました。問診と検査してから別の日に改めて手術するケースが多いようですが、私が行った日はたまたま患者さんが少なく、検査し、説明を受けるとすぐにレーザー治療してもらえる事になりました。
まず麻酔液をたっぷりとつけた細長いガーゼを鼻の中いっぱいに詰められました。
痛みはそれほどではありませんが、鼻の奥をつつかれるので涙がボロボロとこぼれてきました。麻酔が効くまで10分程まちました。
麻酔が効くと鼻に詰めていたガーゼをとられ、診察室の椅子に座ったまま、ゴーグルを付けられました。
そしてレーザー治療器の登場。治療器から出ている細長い棒を鼻に入れられ、鼻の中の粘膜を照射されていきます。麻酔が効いているので痛みはありませんが、鼻の中が焼かれるので煙が出てきました。焼け焦げた臭いもするので、これまで感じた事のない不快感はありました。煙が口に来ないように口から息を吸い鼻から出すように心掛けました。
治療時間は両方の鼻で10分もかからなかったと思います。
治療が終わり薬局で薬をもらい家に帰りました。
家に帰ってからしばらくすると麻酔が切れたからか、鼻水がどんどん出てきて鼻が詰まってしまいました。レーザー治療後はしばらく鼻水が多く出る事は聞いていましたが、想像以上でした。あまりにもひどいので鼻をかんでしまいましたが、失敗でした。鼻血が出てしまいました。
鼻水が出ても、無理に鼻をかんだりせずに、ティッシュ等で出てくるのを吸い取るようにした方が良かったみたいです。
それからは鼻をティッシュで押さえて、濡れたら取り換えるを繰り返しました。
夜になっても鼻が詰まったままだったのでなかなか寝れずに困りました。このまま数日間口呼吸のみだと辛いなと思いました。
レーザー治療2日目
薬が効いたのか鼻水の量はずいぶんと減りました。少し鼻も通って鼻呼吸が出来る程になりました。
レーザー治療3日目
鼻水はたまに出るくらいで鼻をかんでも大丈夫な程度になりました。
レーザー治療7日目
1週間たったので消毒の為病院へ行きました。
鼻の状態は問題ないようで消毒してもらいました。
花粉症のレーザー治療費用はいくら?
- レーザー治療 9,830円
- 薬代 2,130円
- 7日目診療代 380円
トータル金額12,340円 でした。
レーザー治療をしてみた感想
気軽な気持ちでレーザー治療をしてしまいましたが、治療自体は短時間で済んだので良かったです。
治療費が高額なので効果が出なかった時かなり残念ですが、薬を飲み続けたり通院する事を思えば効果があった場合はお得かもしれませんね。
レーザー治療をして後悔した点は、治療後鼻が詰まった事ですね。薬のおかげですぐに解消しましたがこれが何日も続くとなると寝にくくてかなり辛そうです。
今のところ花粉症の症状はありませんが、 花粉が飛ぶのは来月中ごろが予測されているので来月にもう一回病院に行かないといけません。
手術のせいかこれまで感じた事が無いほど鼻がスースーしていて寒いです。
効果が出たかはまた追記したいと思います。