終わらない人 宮﨑駿 を見た駆け出しクラフターものおもう
11月13日放送のNHKスペシャル『終わらない人 宮崎駿』を見てみた
番組では、3年前長編映画制作から引退宣言した宮崎駿監督に密着。『毛虫のボロ』という短編CGアニメーションの制作に挑戦。慣れないCGに悪戦苦闘されていました。
一方でCGディレクターの櫻木優平さんが美しすぎるとザワザワしていましたが、ツイッターみるとかなり病んでいるご様子・・・(ΘwΘ)途中ダウンしていたし、大丈夫でしょうか?
最後の方ではドワンゴ会長の川上量生氏がやって来て、人工知能での映像処理をすると人間が考えつかないような動きが表現出来ると披露して大炎上・・・。「人間が描くのと同じように絵を描く機械作りを目指している」と聞いた宮崎駿監督。「地球最後の日が近いって感じがするね。人間のほうが自信が無くなってるからだよ。」と一言。
そこから眠れる獅子は目覚めた。長編映画の企画書が出来あがる。まだ企画段階。実現するのかな?
ところで、『毛虫のボロ』は完成したんだろうか・・・。見たい。
モノづくりものおもう
この番組を見て、しがない駆け出しクラフターが思った事。モノづくり。アニメもレザークラフトも似たような所があるのだな。
レザークラフトをしていても、機械化出来る事は多くある。縫うのにミシンを使ったり、コバ磨きにルーターを使ったり。短時間で効率良くモノを作ろうと思ったら機械化するのは当然。むしろ自然な流れ。
しがない駆け出しクラフター資金力無い。高級なミシン買えない。ミシン操れない。だから手縫い。そういうのもある。
でも一番の理由。一針一針縫っている。その時が楽しい。床面や側面のコバを磨いている。その時が楽しい。
一針一針思いを込めて・・・・。なんて思ってない。思いは重い。
楽しい作業を機械にさせてしまうなんて、もったいないじゃない?むしろその作業無くなったら何が楽しいんだ?ただそれだけじゃない?