ハンドメイドしている方ならだれでも日々、売れっ子作家のブログチェックしているのでは?私もブログチェックは毎日しています。売れっ子作家さんのファンだから?いえいえ、リサーチの一環です。その中で、売れっ子作家について最近気になった事を書いてみます。
ハンドメイド作家を始めたからには多くの人が売れっ子ハンドメイド作家を目指しているのではないでしょうか?最近ではメディアにも多く取り上げられ、新しくハンドメイド作家を目指す人がかなり増えている様子。
そんなTV見たからってまんまとハンドメイド作家始める人なんてそんないないでしょ(*´Д`)=3プププ。と思っているベテラン作家さんうかうかしてたらヤバイですよ。このブログのハンドメイド関連記事を探して来られる方はとても多いので、確実に始めてる人がいるんですよ。
ではでは売れっ子作家とはどんな状態か?
人によって認識は違うようです。月5万売り上げたら売れっ子という話もあるようですが、月5万の売上?利益はいくらなのかな?
では、もしも頑張って売れっ子作家になれたとしてその後どうなると思います?
売れっ子作家Dさんの場合
Dさんは超売れっ子作家です。
作品はDさんにしか作れない唯一無二の物です。作業が細かすぎて安易に真似など出来ないような作品なんです。熟練した技術も必要です。万が一真似した所でパクリがバレバレな程個性的な作品です。
そんなDさんの販売方法は委託販売とハンクラサイトでのネット販売でした。作成過程はブログで紹介され、販売日前には販売日を予告し、販売と同時に即完売していました。まさに売れっ子作家です。
そんなDさん。昨年ごろからハンクラサイトにアップしてもすぐに売れなくなて来ました。ついには売れ残る作品も出て来ました。トップを走り続けたDさんに何があったのでしょうか?考えられる事は。
- 個性的な作品の為ごく一部の層にしかうけて無かったのが欲しがっている人に作品がいきわたってしまった。
- 作品はそうそう買い換える物でも無く、しっかりした物である事があだとなり買い換えが無い。
- 一時期販売をストップした時期があり、ファンが離れていった。
- 色違いはあるがデザインがずっと同じ。
そんなDさんがとった行動。新デザインの開発です。新デザインが完成すれば、再び売れ出すと思われます。
Dさんのように新デザインの開発が出来る技術を持った人は生き残ると思います。
売れっ子作家Eさんの場合
Eさんはそのカテゴリーではトップを走るハンドメイドブロガーでした。作品に人気が出だした頃、当時勤めていた、仕事を辞めハンドメイド一本にしぼりました。
売り方は大手のハンドメイドイベントでの販売と委託です。
Eさんがイベントに出ればそのブースの前だけ長蛇の列となり完売してしまう程の人気。
最近ではどんどん地方のイベントにも遠征されています。イベントと委託でしか売って無いから地方まで行くなんて流石売れっ子作家だなぁ。って思いますか?
実際はこうかもしれません。近場のイベントには出つくしてしまい、作品を欲しがっていた人に物が行きわたってしまい売れなくなった。
そこでまだ持っていないファンがいる地方都市のイベントに出ざるをえないのではないのか?
Eさんが売っていたメインの物は確実に売れなくなっていると思います。なぜならばどんどん新作を発表しているからです。しかしながら新作は飛ぶように売れたメインの物には届かないのです。
世はハンドメイド戦国時代。売れっ子作家と言えどもうかうかしていられない。
常に全速力で走り続けなければ蹴落とされる。カゴの中の車輪を回し続けるハムスターの様に・・・。