うつ病患者が語る!うつ病の人の気持ちとは?
うつ病になって困る事の一つに、周囲からの理解が得られないという事があります。
うつ病になった事がない人にとって、うつ病患者はメンタル弱いただのなまけ者にしか見えないと思います。
そう思われてしまうのは、はたから見ると体が元気そうに見えるからではないでしょうか?
そこで、うつ症状がひどかった頃の自分の内面などについてまとめてみました。
うつ病になると、とりあえず死にたい
鬱になってから、私は夢も希望も未来も何もかも無くなっていました。
何にも興味が無く、すべての事がどうでもいい、そんな気持ちでした。
大好きだったパソコンも開かなくなりました。
ブログを書くなんて事も当然出来ませんでした。
SNSへの書き込みも出来なくなりました。
とにかく死にたいと毎日思っていました。
『どうやったら死ねるだろうか?』
『ウチは2階だから飛び降りてもせいぜい打撲ぐらいなので意味は無いな。』
などと、変な冷静さはありました。
『できれば人に迷惑をかけずに、楽に死ねる方法はないものか?』
そんな事ばかりを考えていました。
うつ病患者の死にたい気持ちを止めた母の一言
そんな鬱状態の中、母親にその事を話すと、
「自分より先に逝くのはやめてくれ。」
と言われました。
私は母の事が大好きです。
70歳も過ぎ、年老いた母の残りの人生をつらい日々にする訳にはいきません。
死ぬ事は思いとどまっていました。
うつ状態の私に出来た事
うつの症状が酷い時期は、以前出来たあらゆる事が出来なくなっていました。
そんな私でも出来た事がありました。まとめると以下の5つです。
- ひたすら寝る
- ご飯を食べる
- トイレに行く
- 風呂に入る
- テレビを見る
テレビは大好きなお笑い番組を沢山録画して、起きている間はずっとそれを見ていました。
それしか出来ませんでした。
しかし、大好きなお笑い番組を見ても、少しも笑えませんでした。
『最近のお笑い番組は面白くなくなったな。』
と、その時は本気でそう思っていました。
しかし、笑えなかったのはうつ状態だったからと、今なら分かります。
うつ病になると外が怖い
うつ病になってから外に出る事が、なんとなく怖いなと思うようになりました。
その気持ちを乗り越えて一度外に出てしまえば、怖くないという事が分かるんですが、なんとなく漠然と外に出る事を怖く思っていました。
調子が良い時や、病院に行くなどの用事が無いかぎりは外に出ず、ほぼ引きこもり状態にありました。
うつ病になってからの奇行
うつ病になってから奇妙な行動をする事がありました。
それは、押し入れに入る事です。
これは昼間、日の射す明るい部屋にいるのが辛くて、ドラえもんの様に押し入れに入っている時期がありました。
暗くて音の遮断された狭い空間にいると少しだけ落ち着き癒されました。
この事を友人(母親がうつ病)に話すと友人の母親はタンスの中に隠れている時期があったそうです。
暗くて狭い所に入りたがるのは、うつ病あるあるなのかもしれません。
うつ状態の中、藤川理論を続けられた理由
うつ状態がひどい中、唯一の心の支えが藤川診療内科クリニックに行けるという事でした。
とは言え、病院に行くのは月に1度だったのでそれまでの間は、毎日のように藤川先生書かれるブログを過去のものまでさかのぼり繰り返し読んでいました。
↓こちらのブログです。
もう一つ、フェイスブックの『メガビタミン主義+糖質制限=藤川理論』というグループに参加させて頂き、うつ病に関する内容をひたすら読んでいました。
良くなったという人の書き込みを読んでは、自分の未来の姿と思い、心の支えにしていました。
鬱という厳しい精神状況の中、他に治る道しるべもなく、藁にもすがる思いで、藤川理論を信じ続けるしか無かったのです。
うつヌケ後の気持ちの変化
藤川理論により、うつヌケする事が出来つつある私ですが、うつ状態から比べ気持ちは大きく変わりました。
うつから抜け出した時、世界はキラキラと輝いて見えました。
久々に散歩に行け、海を見た時『海はこんなに綺麗だったんだな。』と思いました。
あれほど毎日『死にたい』と思っていたのがウソみたいに『死にたい』とは思わなくなりました。
外に出る事も怖くありません。
毎日、外に出れるようになりました。
買い物も行けます。
大好きなお笑い番組を見てゲラゲラと笑えるようになりました。
藤川理論を信じて藁にもすがる思いで頑張って良かったなと心の底から思います。
藤川先生には感謝の思いでいっぱいです。
生きてて良かったなと思います。
うつ消しごはん タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる! [ 藤川徳美 ] | ||||
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